ポートフォリオサイト(Web系の就・転職用)にどんな作品を載せると食いついてくれるのか、僕なりの考えを書いてみる

採用担当者が食いつくポートフォリオの作品ってどんなの?

こんにちは。最近は半分寝ながらでもコーディングができるようになってきた。
どうもしばおです。

最近、あちらこちらで、「Web系の就活用ポートフォリオにどんな作品を作ればいいですか?」って質問されるのですが、個人的には、ポートフォリオ用に何か作品を考えるんじゃなくて、あなたがわくわくするサイトを作ったらいいーじゃんって思ってる派です。

僕がいろんな生徒を見てきた感じでは、そういうサイトを作った方が採用担当者さんに食いついてもらえてるし、採用の可能性が高いと思っています。

じゃあなぜ、自分がワクワクするサイトを作った方が良いのか、僕なりの考えお伝えします。

ポートフォリオは単なる作品紹介ではない。

もちろん作品は見られます。

だから様々な作品を掲載することは大切なのですが、単に作品を紹介すればいいってことではないんですよ。

採用担当者さんは、あなたの作品を通して、あなたがどんな人なのかを見ているのです。

ポートフォリオをめっちゃ見る採用担当者

攻めたデザインする子やな。
この子伸び代あるわ。

  • めちゃくちゃ丁寧なコードを書く子だな
  • きっちりと基本を守ってデザインする子だな
  • 文書を書くのがうまい子だな
  • イメージを具現化するのがうまいな
  • 企画力がある子だな
  • 伸び代があるな

などです。

つまり採用担当者さんは、その作品を通して、自社に欲しいスキルやモノを持っているかを見てるのです。

で、「うちの会社に欲しい!」って思えば採用に繋がるというわけ。

だから単純に考えると、その会社がデザインができる人を求めているならデザイン力が、コーディングをできる人を求めているならコーディング力が伝わるような作品が必要になるのです。

でも、勉強したてほやほやの人が、そんなデザイン力や、コーディング力に自信ないですよね?

で、それを作品で伝えろって言われても難しくないですか?

そもそも採用担当者さんだって、勉強したてほやほやの人が、そんなレベルの高いデザイン力や、コーディング力を持ってるとも思ってないですよ。

じゃあ、ポートフォリオで何を伝えたらいいの?

だから、それよりももっと大事なことを伝えなきゃダメなんですよ。

それは・・・

あなたと一緒に働きたいと思えるか。

です。

例えばデザイン力や、コーディング力がそんなになくても、「この子が入ったら職場が明るくなりそうだなぁ。」とか、「この子に、こんなこと任せたら面白そうだな」

そんな風に思ってもらえれば、たとえデザイン力やコーディング力が足りてなくても、「うちの会社に欲しい」ってなる可能性は高いです。

スマホを触る男性

生徒2
社員1
面接に来た子どうでした?

生徒3
採用担当者
めっちゃ面白そうな子面接来た

生徒3
採用担当者
職場が明るくなりそう

生徒3
採用担当者
あの企画にも参加させたい

そのためには、あなたをさらけ出したらいいと思います。

具体的には2つのことをポートフォリオでやったらいいと思ってるのですが、ひとつめは、

あなたのプロフィール情報を充実させること

履歴書には、そのフォーマットに従ったことしか書けないし、どうせ、面接は緊張するからうまく喋れないかも知れないでしょ?

だから、履歴書には書けないあなたの事を、ポートフォリオにいっぱい載せたらいいと思いますよ。

何に引っかかってくれるかなんてわからないので。

好きなものや、特技、はまっている事とか、過去にやってきた事とかね。

そしたらもし、採用担当者さんや社内の中に同じ趣味を持ってる人がいたら、

ほんでほんで

それ、俺もめっちゃ好きやねん

って食いついてくるでしよw

で、それで話を振られても、自分の好きな事だったら、緊張しててもある程度喋れるでしょ?

だから、プロフィールに食いついてもらうことってとっても重要だと思うんです。

もうひとつは、冒頭にも書きましたが・・・。

あなたが大好きな事や、大好きなものについてのサイトを作る

例えば、編み物が大好きだったら、「初心者向けに編み物の楽しさや、作り方を伝えるサイト」とか、「自分が作ってきた編み物を紹介するサイト」とかです。

なぜかって言うと、プロフィールで書いた好きなことの証明になるってこともあるのですが、それ以上に、それが、あなたが一番生き生きして作れるサイトだからです。

Web屋の仕事は情報を欲しがってるユーザーに必要な情報を伝達する事です。

で、その情報をユーザーの心に響くようにしようと思ったら、その情報を心から良いって思ってないと伝わらないんですよ。

つまり、その情報が商品にせよ、サービスにせよ「」が大事なんですよ。愛が。

で、話を戻すと、好きなものや、好きな事だったら、

「あんな情報も載せたいし、こんな情報も伝えたいな」ってなるでしょ?

それに自分も楽しくてワクワクしちゃうでしょ?

そうやって、編み物に関するサイトならどこにも負けないぞっていうサイトを作って運営するんです。

そしたら、そのサイトを見た人に、ちゃんと「」が伝わるんですよ。

そんなサイトを採用担当者さんが見たら、たとえその人が編み物に興味がなくても、

食いつく社員たち

キミ、めっちゃおもろいことやってるやん!

ってなるんですよ。

ひょっとすると、その作品を見せるだけでも、

この子面白いわぁ。うちに欲しい!

ってなって採用を勝ちとれるかもしれません。

最悪ポートフォリオサイトなんていらないかもですねw(冗談)

でも実際に、そういう作品だけ持って行って採用された生徒さんもいます。

きっとあなたも、ポートフォリオにどんな作品を載せたらいいのかネットで調べよーって思ってこのページに来たんだと思います。

でもね。あなたが作らないといけないサイトはネットに載ってませんよ。

だって、その答えはあなたしか知らないのだから。

なーんて、ちょっとかっこ付けた感じで言ってみたけど、恥ずかしくなってきたので、サロンメンバーとデザイン力を向上させるトレーニングでもして来ます。

では。