コーダーやマークアップエンジニアとして就職するためにやった方がいいこと
どうも、朝から晩までずっとブラックコーヒー飲んでる しばおです。
今日は、以前「ポートフォリオサイト(Web系の就・転職用)にどんな作品を載せると食いついてくれるのか、僕なりの考えを書いてみる」という記事を書いたのですが、コーダーやマークアップエンジニアとして就活するには、具体的にどんなことをすればいいのかについて書いてみたいと思います。
まずはスキルをインプット。
まず、コーダーやマーアップエンジニアの仕事内容をおさらいしましょう。
これらの職種は基本的には、Webデザイナーさんが作ったデザインを忠実にコードで再現する仕事になります。
なので、最低限のスキルは、
- HTML
- CSS
- JavaScript (jQuery)
- コミュニケーション力
かなと思います。
じゃあ、これらがどれくらいあればいいのか?って言うと、
そりゃ、出来れば出来るほどいい!
まぁ、それだとあまりに面白くない答え過ぎるので、もう少し具体的にいうと、
- どんなデザインでも形に出来る
- デザイナーやディレクターとちゃんと報連相が出来る
は必須かなと。
できれば、これらがちゃんと出来ているかを客観的に判断してもらった方がいいので、あなたがもしスクールに通われている方なら先生に、独学で勉強されている方ならメンター的な方を探したりして、判断してもらうといいでしょう。
まぁでも、同じようにコーダーや、マークアップエンジニアを目指している人は、みんなこれらのスキルのインプットはやっているわけです。
つまり、他の人と差が出ないので、面接などでも印象に残りににくくなります。
そこで、自分にしかないユニークなスキルセットがあればいいのですが、初学者の方がいきなりそれを身につけるのもなかなか大変なので、個人的には、以下のスキルとかがあるとより良いかと思いますよ。
- アクセシビリティの意識したコーディング
- 再利用性、保守性などを意識したCSS設計
- Vue.jsなどのモダンなフロントエンド開発
特に、アクセシビリティを意識したコーディングはオススメです。
なぜなら、独学でコーディングを勉強している人には抜けてることが多く、なによりWeb系のスクールでも意外とアクセシビリティを意識したコーディングを教えているところは少ないです。
だからこそ、Shibajukuのメンバーにも、それを一つの武器として持ってもらいたくて、HTMLやCSSは口うるさく添削してますw
あ、でも何よりも大事なことがあります。
それは、常に新しいことに目を向けて、インプットし続ける姿勢
それが〜一番が大事〜ですね。
全てをアウトプット。
アウトプットは、とても大事です。
インプット1に対して、アウトプット3くらいの比率でもいいくらいアウトプットが大事だと思います。いや、もっと多くてもいいのかも。
なぜなら、Webのコーディングなんて、なかなか一筋縄ではいかないからこそ、沢山アウトプットして、トラブルを解決した経験を増やしたり、知見を貯めて行くことが大事なんですよ。
でも、それが目に見える形になってないことが多いんです。
どれだけ沢山スキルをインプットしても、それが目に見える形になってなかったら、採用担当者の方があなたのスキルを判断することが困難になります。
どれだけポートフォリオに「コーディングできます!」って書いても、それを裏付けるものが無いですからね。
でも反対に、どんな些細なことでもいいので、インプットしたことや、トラブルを解決したことなどが目に見える形になっていれば、「この人はこんなことに興味を持っているんだ」、「常に新しいことにチャレンジしているな」、「こうやって勉強したり、トラブルを解決してるんだ」
など、インプットしたスキルのアピールはもちろん、行動力やトラブル解決力など、そこから色んなものが見えて、あなたのスキルが判断しやすくなるわけです。
つまり、インプットした内容を、SNSやブログなどで情報を発信することは、あなたのスキルを裏付けるリソースとなり、それが、採用を獲得する上ではとても大事なことだと思います。
なお、ネットで調べてもなかなか出てこなかった情報などは、「Qiita 」に書いたりするのも、他のエンジニアたちにも貢献しようという姿勢が見えていいですよね。
とにかく、沢山アウトプットしましょう。
ポートフォリオにソースコードを充実させる。
コーダーやマークアップエンジニアとして就職するにあたっても、やはりポートフォリオはとても大事になってくると思います。
以前書いた、「ポートフォリオサイト(Web系の就・転職用)にどんな作品を載せると食いついてくれるのか、僕なりの考えを書いてみる」は、どちらかというとWebデザイナーよりの記事です。
コーダーやマークアップエンジニアのポートフォリオであれば、作品は見た目より、そのソースコードそのものですから、そのソースコードをちゃんと作品として紹介したほうがいいと思います。
また、よくポートフォリオのプロフィールページに自分のスキルをグラフにしたりして表してるのを見かけますが、あれはどうしても自己評価になって基準がわからないですよね。
なので、さっきも書きましたが、それを裏付けるものが必要なんです。
つまり、作った作品のソースコードを公開しましょう。
もちろん、実際に運営しているサイトで、ソースコードを公開することでセキュリティ的に問題がでるような作品は公開できないですが、そうじゃない作品だったら公開できるかと思います。
そして、そのコードは「GitHub」などの公開リポジトリにアップすることをおすすめします。
なぜなら、現場ではバージョン管理ツールとして「Git」を使い、そのリモートリポジトリのサービスとして「GitHub」を採用している会社が多いからです。
つまり、作品のソースコードの公開先に「GitHub」を採用することで、あなたが、Gitを使えることもアピールできるのです。
そして、一人で作品を作ったしても、コミットメッセージに気を配ったり、ブランチを活用したり、プルリクエストをしてみたりすることで、チーム開発を意識していることだってアピールできます。
まぁ、そこまで採用担当者が見てくれるかはわかりませんがw
まぁ、だからこそ、作品のトップページにあたる「README.md」は重要ですね。
コミットメッセージやブランチなどは見てくれなかったとしても、その作品のトップページとなる「README.md」は目を通してくれる可能性があるので、作品のアピールをそこでしっかりとやりましょう。
このようにして、作った作品を採用担当者に見えるかたちで公開することで、あなたのスキルを正確に判断しやすくなると思います。
まぁ、何が言いたいかって言うと、採用担当者は、作品のソースコードを見た方が、あなたが何がどれくらい出来て、何を意識してて、何が苦手なのかが、よくわかるという話です。
もちろんShibajukuにも、フロントエンド・エンジニアや、マークアップエンジニアを目指してるサロンメンバーがいるので、就活などに活かせるようにプロジェクトではGitを使ってチームで開発する経験ができたりします。
また、プロジェクトに参加してもらった、サロンメンバーはその実績をポートフォリオに載せれるようにもしており、少しでも就活に役立てばと思って取り組んでいます。
まとめ
コーダーやマークアップエンジニアとして就活するには、常に新しいスキルにもアンテナを張りスキルをインプットし、それを積極的に見える形でアウトプットすることで、ポートフォリオが充実していくと思います。
そのようにして、採用担当者にちゃんと自分のスキルを判断できるようにすることが、就職の近道だと思います。
では。