プログラミングを勉強するなら独学?それともスクール?いやいや他にもあるよ
こんにちは、コーヒーはもっぱらブラック派の しばお です。
すでにいろんなサイトでも語られてますが、独学もスクールも経験して、今講師もしている立場から、プログラミングを学習するなら「独学 VS スクール」について書いてみたいと思います。
ただ、プログラミングの学習って”独学”と”スクール”以外にも、新たな学習環境もあるので、最後にそれも紹介しますね。
独学とスクールってどっちがいいの?
金銭面を考えなかったら、そりゃプログラミングスクールの方がいいですw。
あ!ただ、ちゃんとした、プログラミングの講師がいるとこならですけどね。
スクールでちゃんと基礎を身に着けたら、その後の応用スキルは独学でもできるようになりますよ。
教えてもらうことが重要なわけじゃない。
僕も講師をしているのでその目線で言うと、重要なのって教えることじゃなくて、
気づかせることなんです。
どういうことかと言うと、もちろん教えることは大事です。
大事なんですが、初心者の生徒さんに教える内容って、すでにネットに載ってる情報とか、本に載ってる情報だったりするんですよ。
ようは、講師が教えなくてもネットを見たり、本を見ても十分知識を付けられるってことなんです。
ただ問題はその情報にたどり着くかってことです。
プログラミングスクールなら
スクールではカリキュラムがしっかりしてるので、基本的に大事な情報はコースに入ってると思います。
なので、そのあたりは漏れないはずなんですよね。
でも独学の場合だと、「これをやるなら、これも知っとかなきゃいけないよね?」ってとこが抜けたりするんです。
だって基本的には、自分がやりたいことや、興味のあることを中心に学習するので。
例えば、HTML/CSSの場合(プログラミングじゃないけど)は、最近独学でも学習しやすいことから、結構独学で書けるようになって、Webサイトをきれいに構築できる人が増えてきたんですけど、その中の多くの人が、「アクセシビリティ」って言葉を知らなかったりするんですよ。
- アクセシビリティ
- アクセシビリティとは、誰もがそれを利用できるように配慮することです。
つまり、Webアクセシビリティは、たとえ身体的な障害がある人でも、Webサイトを利用できるように配慮して作るっていうことです。
Webアクセシビリティには規格がちゃんとあるのにです。
でも、それを知らないので、見た目はきれいになってるんですが、そういった配慮は出来てないWebサイトが多いんですよ。
そういうことに気づかせてあげるのが、講師の役割だったりします。
で、気づいた生徒さんは、それに興味があれば、あとは勝手に調べて自分で答えを導くんですよ。
僕なんて質問されても答えをほとんど教えませんw。
僕は、答えを解くためのヒントや考え方はいくらでも教えるんですけど、答えは簡単には教えません。
与えたヒントや考え方をもとに、自分で気づいて答えを出してもらってます。
生徒さんは、解けない時めっちゃイライラして僕に当たるんですけどねw
でも、それが解けた時、本当の意味で理解できたり、解けた時の喜びで、またプログラミングが好きになるんです。
すると、講師と生徒さんの絆も深まって、その生徒さんの癖を指摘したり、生徒さんの好きなものに、例えて説明したりできるようになるのでもっと理解できるようになるんですよ。
また、講師は自分が何年もかけて経験してきたことや、失敗をして学んできたことなどを、わかりやすく丁寧に教えてくれるわけです。
そりゃ、0から自分でその経験を積んでいくよりはるかに早いスピードで習得できるわけですよ。
他にも、横のつながりや、場合によっては縦のつながりができるのもスクールのメリットですよ。
スクールで出会った仲間は、最初はライバルであり、よき共感相手になってくれます。
そのおかげで、プログラミング習得へのモチベーションアップにも繋がります。
そして卒業してからも、いい相談相手になってくれることが多いです。
だからやっぱりプログラミングを取得したかったら、スクールに通うことは、かなり効果的だと思います。
ただ、そのための対価がなかなかな高額になりますけどね。
また、悪質なプログラミングスクールなんかもあるようなので、スクール選びは慎重にしないと、「お金だけしっかりと払って、プログラムは全然できるようになりませんでしたー。」ってなるので気をつけて下さい。
独学なら
じゃあ、独学はダメなのかってうと、独学には独学のいいとこもありますよね。
基本的にはあまりお金を掛けず、自分のペースで学習できるから、「お金」と「時間」という有限なものを最小限に抑えれるというわけです。
しかも最近では、とても優良なプログラミング学習サイトが増えているので、より独学をしやす環境も用意されています。
ドットインストール
今更説明する必要もない超有名なサイトですが、3分の動画でプログラミングを学ぶことができるサイトです。
無料で学べる講座も多いのでとりあえず始めるにはとってもいいですよね。
有料プランになると、実践的なアプリの開発などの講座があるので、力もつくんじゃないでしょうか。
ドットインストール さんへ
Progate
独学でエンジニアを目指している人で、やってない人を見たことないぐらいみんなやってるサービスです。ゲーム感覚でプログラミングを書きながら覚えれるので、初学者にとっても優しく楽しい作りになっています。
スクールに通ってる生徒さんも、授業の復習や予習として、Progateさんをやっている人が多くなりました。
CreatorQuest
手前味噌ですいません。
更新頻度がクソなんですが、僕も一応Web上で学べるサイトを運営しておりまして・・・。
このサイトはちゃんとしたWebの知識を学習してもらうことをコンセプトにした学習サイトです。
学校の授業のように、教科書並みのサイトを見ながら、YouTube動画で解説を聞いて学習できます。
ただ、まだ現状HTML講座しかない(今後他の授業も追加します)し、何から何まで、深いところまで丁寧に解説しすぎているから、1話あたりとにかく長いし、それに毎回練習問題があって、自力で解かなきゃいけないし、おまけに有料コンテンツがないから全部無料だし、まぁそんなイケてないサイトです。
こういったサイトがまだまだあるので、自分にあったサイトを活用することで、書くためのスキルは十分独学で身につくと思います。
その代わりどの”スキルをどの順番で身につけるか”とか、”どんな作品を作るのか”、”どうやって就活するのか”などは、全部自分で考える必要があります。
また、プログラミングの学習に躓いた時も、誰かがそばに居てくれるわけじゃないので、自力で解決しなければいけなかったりします。
他にも、参照したネットの情報が古かったり、間違っていたするなんてこともありますし、先ほどにも書いた通り、本来は必要な情報にたどり着かない時もあります。
ようは全て自分で正しい方向に向かって行ける力が必要になります。
プログラミングスクールと独学の比較
さて、いろいろプログラミングスクールと独学の特徴を語ってきましたが、以下のようなメリットとデメリットになるんじゃないかなぁーと思います。
プログラミングスクール
プログラミングスクールの魅力はなんといっても、生徒さんの夢を叶えるサポート体制がガッチリしていることじゃないでしょうか。
- メリット
-
- 正しい知識と基礎力が身につく
- 効率よく成長できる
- 仲間ができる
- モチベーションが保ちやすい
- デメリット
-
- なかなか高額
- 通学に時間がかかる
- 授業の時間が決まっている
- よいスクールを見極める必要がある
独学
独学の魅力は、やはり“時間”と”お金”を有効活用できることじゃないでしょうか。
- メリット
-
- 自分のペースで学習できる
- お金は最小限に抑えれる
- どこでも学習できる
- 短期間で習得できる可能性がある
- デメリット
-
- 間違った解釈をするかもしれない
- 評価や添削をしてくれる人がいない
- 質問ができない
- 仲間を見つけにくい
- モチベーションを保ちにくい
まだまだ細かいことを言えばあるけど、だいたいこんな感じですかね。
個人的な結論
理解力があり、全て自分で正しい方向に向かって行ける人は “独学”、そうじゃない人は “スクール” が向いていんじゃないでしょうか。
まぁただ、個人的には、とりあえずちゃんとした基礎をスクールで学んで、応用は独学したらいい!って思ってる派です。
スクールでちゃんと基礎を学んだら、あとは独学できるくらいの基礎力が付きますよ。
なので、独学か?スクールか?なら、とりあえずスクール派です。
(ちゃんとしてるスクールであることが前提)
でも、ちょっと待って・・・
独学でもなく、スクールでもない、
その間に入る新たな学習環境ってないのかぁー
プログラミングの学習って、「独学」 か 「スクール」 かでよく比較されるんですが、そもそもその他にないのか?ってずっと思ってたんです。
僕の理想の学習環境
- 家にいながら講師の授業がライブで受講できる
- 授業は一方的に講師が伝えるのではなく、
ちゃんと気づかせるための工夫がされている - リアルタイムに質問ができる
- コードの添削など間違っているところを指摘してくれる
- 一緒に学習してる仲間がいる
- メンバーたちと相談ができる
- 習得したスキルをアウトプットできる環境がる
- お金はスクールより安価
という、独学とスクールの間の新しい学習環境なんですけど・・・。
なんかないかなぁーって考えてたら、
「それって、オンラインサロンでできるんじゃない?」
て思ったんですよ。
オンラインサロンという選択肢
今、様々なオンラインサロンが流行っていますよね。
キングコングの西野さんや、堀江貴文さんなど、多くの著名人の方もやってるので、知ってる方も多いんじゃないでしょうか。
- オンラインサロン
- オンラインサロンとは、簡単に言えば、ネット上にある、月額制でクローズドな有料コミュニティーのことです。基本的には”好きなもの”や”好きな人”、”興味があること”に集まるファンクラブのようなものです。
で、この仕組みを使えば、スクールに通いたいけど、通う時間やお金がない人とか、独学ではいまいち理解できない人に新たな学習環境を提供できるんじゃない?って思ったんです。
そうです。実は、もう作りましたw。
それが「フロントエンド系Webクリエーター養成所 Shibajuku」というオンラインサロンです。
まぁでも、プログラミングっていうより、Webデザイナー系(UI/UXデザイナー、フロントエンド・エンジニア)の要素の方が強いサロンですが。
授業はお家でライブで参加
僕のオンラインサロンでは、僕が持っているスキルや知識は全部このオンラインサロン
で授業として提供します。
Live動画授業を行い、その場で質問もどんどんしてもらって大丈夫です。
結構フランクな感じでみんなでワイワイしながら授業してます。
また、授業内容もできる限り気づきを与えたいので、クイズを出したり、リアルタイムならではの授業を行います。
もちろんボケてくれれば、ツッコミますw
なので、一人で勉強している感はないと思います。
もし、ライブを見逃した場合は録画アーカイブでみれますので、必ず参加する必要はありません。
コードやポートフォリオの添削もしてます
HTMLやCSSの添削やポートフォリオの添削もしてます。
とくにHTMLやCSSは独学だとどうしても、自己流になるし、実は良くないコーディングをしてたりしますからね。
メンバーが書いたコードを見て、より適切なマークアップやCSSの記述方法についてアドバイスしたりしています。
実際にサイトの制作や運営もします
みんなでたくさんアウトプットしてもらう環境も用意します。
例えばこのブログはサロンメンバーも書けるようになっていて、ライティングの実践に使ってたりしますし、このページの下(スマホの場合)か右(PCの場合)にあるShibajukuのバナーは、サロンのメンバーが作ったものです。これもバナー制作の練習として使ってます。
他にもさまざまなサイトを作る予定です。
作るだけじゃなく、サイトを運営したり、広告を設置して、広告収入してみたりします。
そうやってアウトプットすることで、現場で使えるスキルを身に付けてもらえます。
もちろん、作った作品はポートフォリオに制作実績として掲載してもらってOKです。
これでもう未経験とは言わせないですねw
お金は掛かります
料金は、月額5,400円になります。
高いと感じるかもしれませんが、こういう業界のスキルアップセミナーに参加すると、1回で5,000円とか掛かりますし、プログラミングスクールでWebデザイナー系のスキルのコース買うと、6ヶ月で 40万とか,50万ぐらいしますからね。
僕のサロンに1年いても、64,800円です。
だいぶ安いと思っています。
月額1万円にすればよかったとも思っていますw
もし、オンラインサロンの詳しい内容に興味があれば、
「Shibajukuって何?」というページにまとめてます。
あくまでフロンエンド系のスキルが中心なサロンですが、みんなで一緒にわいわいスキルを養ったり、ガンガンアウトプットして楽しいことしたい方お待ちしています。