僕流の わくわく するコンテンツの作り方。
わくわく してますか?
どうも、こんにちは。
わくわくさん になりたい、しばおです。
そういえば、このShibajukuブログも早々にダークモードに対応して2ヶ月程経つのですが、どうですか?
ちょうど最近、Webクリエイターボックス様の「Webサイトをダークモードに対応させよう」という記事の中で、「配色モードを切り替える時にアニメーションをつける」という話題があって「確かになぁ」と関心したので、近いうちに取り入れようかなと考えています。
しかも、記事の中の後半で、様々な有名サービスのダークモード時の配色を掲載されているのですが、それを見た時、「やっぱ Manaさん さすがやな!」って関心しました。
だって、この記事を見る人は、きっとダークモードに対応させようとしてる人で、その場合、配色も気になるだろうからって事で、掲載したんだと思うんですね。
こういった、痒いところに手が届くコンテンツ ってとても大事なんですよね。
さて、いきなりですが、皆さんはコンテンツを作るとき、どんなことを意識して作ってますか?
僕はそのコンテンツで、ユーザーを わくわく させれているか? という事を意識しています。
ということで、今日は、なぜ僕がわくわくするコンテンツを意識しているのかや、僕流のわくわくするコンテンツの作り方について書いてみたいと思います。
何故、わくわく するコンテンツを意識してるのか
それは何故かって言うと、理由は2つあって、
ひとつは、
興味や関心を持ってそのページを見てくれるユーザーに、より満足度と訴求力の高いコンテンツを提供したいから。
もう一つは、
認知のない商品やサービスを、認知してもらう為のきっかけを作りたいからです。
より満足度と訴求力の高いコンテンツを提供したいから
どういう事かというと、
興味がある事や、欲しい物がある時に、「それがどんなのか知りたいなぁー」と思って、ググったり、何かで検索したりすることあるじゃないですか。
その時、いろんなサイトが同じような情報を扱ってると思うんですけど、ただ単純にまとまった文章で書かれているサイトより、わくわく するような表現を取り入れてるサイトの方が、見応えを感じる し、購入やシェアなどのアクション を起こしてくれる可能性が高いと僕は考えているんです。
例えば、Webデザイナーになりたいなぁと思ってる人がいるとして、その人が・・・
って思ってググった時、
- Web デザイナーとは
- Webに必要なスキル
- Weデザイナーの就業時間
などが書かれていれば、最低限の情報は手に入ります。
さらに、ちょっと痒いところに手を届かせて・・・
- Webデザイナーの服装や髪型
- Webデザイナーの年収や離職率
なんかもあると、確かにそこそこに 満足、納得できると思うんです。
でも、これらを普通に文章や挿絵を入れて丁寧に書いたとしても、意外とちゃんと読んでもらえなかったするんですよね。
だって、Webのユーザーは 流し読みがしたい からです。
実際僕も、そういうページだったら、流し読みして、興味があるとこだけ「フムフム」って声に出しながら読むと思います。
だったら、例えば・・・
「Webデザイナーって何してるの?とあるWebデザイナーの1日」的なコンテンツにしちゃうのはどうでしょうか?
とあるWebデザイナーが実際に、朝起きてから、家に帰って寝るまでの流れを、時系列に並べて、その行動の解説が写真と共に書いてあるって感じです。
7時にスパッと起きて、
8時におしゃれな私服で家を出て、電車に乗って出社。
9時からチームでミーティングして、
9時30分から、クライアントにメールを送ったり事務的なことをして、
10時からPohtoshopで企業サイトのデザインカンプ作って、
お昼には同僚と会社の近くの美味しいカレー屋さんに行って、
午後から、クライアントと打ち合わせしたり、コーディングしたりして、
18時に退社して、同僚と一緒に近くの中華料理店でビールと小籠包食べて・・・
みたいな感じで。
ちゃんと各行動に対して解説と楽しそうな写真と共に一日を演出したら、そこには、ちゃんと「Webデザイナーってどんな仕事なんや?」に対する答えも十分入ってるし、何より わくわく しません?
しかも、こうやって演出することで、
自分がWebデザイナーとして働いてる姿まで想像しやすい んですよ。
こんな風に 自分の未来の姿が頭の中で再生されると、
と心が動いたりするんです。
だから、わくわく するコンテンツを作ることができれば、購入やシェアなどの行動に繋がりやすくなると、僕は考えているのです。
ちなみになんですが、こういった「とあるWebデザイナーの一日」的な記事ないかなぁーと、探してたら、なんと・・・
冒頭に紹介させてもらった、Webクリエイターボックス の Mana さん が書いてるではありませんか!
もう、「さすが!」としか言いようがないですね。はい。
そして、もう一つ。
商品やサービスを認知してもらう為のきっかけを作りたいから
企業やお店さんが、Webサイトを作る目的として、
「自分たちが作ったものが、まだ世の中に認知されてないから、認知をさせるためにWebサイトを作りたい」というのがあります。
でも、これって実はめちゃくちゃ難しいと僕は思ってるんです。
だって、普通にその商品やサービスについて説明したページを作ったとしても、その商品やサービスがよっぽど優れているとか、他にはないものだったりしない限り、Webサイトを作っただけでは、話題性が低く、そこまでアクセスは期待できないって考えているからです。
例えば、もし、ちょっと画期的でめちゃくちゃ盗難されにくい自転車の鍵を販売してる会社があったとするじゃないですか。
で、その鍵の商品ページに、その画期的な盗難されにくい機能の説明や、何故盗難されにくいかという理由などをツラツラ、ツラツラ書いてあったとします。
でもきっと、まだその商品の認知がなければ、その鍵を誰かが紹介してたりもしないし、普通に「自転車 鍵」とかでググってもきっと上位には出てこないので、そこからのアクセスは期待できないし、認知を広げることも難しいのです。
この場合、お金がある大企業とかの場合だったら、リスティング広告などのインターネット広告を活用して、あらゆるところに露出することで、アクセスを集めるなんてこともできるのですが、中小企業や、個人のお店さんなどは、そこにあまり予算が取れないことも多いのです。
つまり、アイデアで勝負しなければなりません。
だったら、例えば・・・
「元窃盗犯に聞いた!自転車窃盗の手口」的なコンテンツを作るのはどうでしょうか?
これは昔、シマンテック (旧日本ベリサイン)さんのサイトの中に、「サイバー攻撃の手口」みたいなコンテンツがあって、それをイメージしてるのですが・・・
ようは、自転車を盗む人はどうやって自転車を盗んでいるのかをインタビュー形式で解説するコンテンツを作るんです。
そしたら、自転車の鍵を探していなくても、「自転車ってどうやって盗まれるんだろう」ってことに興味を持っている人にはリーチできるでしょ?
そして、そういうユーザーは、きっとこのコンテンツを、わくわく して見てると思うんですよね。
で、そのコンテンツのオチとして、
なんて、インタビュアーが質問して、
って持っていくと、商品の認知に繋げることができるんです。
こういったコンテンツを作れば、例えば、防犯に詳しい人が「自転車ってこうやって盗まれるから気をつけろよー」という意味でブログやSNSで紹介してくれたりしする可能性が十分にあるので、自転車の鍵に興味がなかった人に対しても、この商品を認知させることができるかもしれないのです。
だから、僕はわくわくするコンテンツを作る事って、コンテンツに出会ってもらうきっかけだったり、何かを認知させる上ではとっても大事だと思ってるのです。
じゃあ、どうすれば、わくわくって作れるのか。
みなさんはどんな時に、わくわく しますか?
僕も、僕が わくわく する時ってどんな時かなぁって考えてみたのですが、僕の中の定義では、
「 何か楽しみな事が目の前で起きそうな時。 」
こういう感情の事を僕は わくわく だと思っているんです。
なので、結論から言うと、わくわく するコンテンツを作りたかったら、ユーザーが楽しみだと感じる事を目の前に用意してあげる 必要があると、僕は思っています。
それが難しいんですけどね。
ポイントは、
です。
ダイエットにしても、リフォームにしても、よく Before After ってあるじゃないですか。
あれって、どのようにして、before から After になったのかっていう過程を楽しんでいるんですよね。
その過程こそが、ストーリーです。
なので、僕がよくやる手法というか、コンテンツを作る上で意識していることは、
ユーザーにとって有益な情報を、情緒的なベネフィットを刺激するストーリー仕立てで構成する
ってことです。
情緒的なベネフィットってのが、聞き慣れないかもしれませんが、これは例えば、服を買いに行ったとするじゃないですか。
そしたら、よく、「この商品いいですよねー」なんて、店員さんが接客しにくると思うのですが、その時、
とか、
とか、
とか言うじゃないですか?
こう言うセールストークの多くは、「機能的なベネフィット」って言って、お客様がその商品の機能によって得られる満足や恩恵を伝えてるんですよ。
で、情緒的なベネフィットは、その先にあって、
とか、
などのように、お客様がその商品を手にする事で得られる感情的な満足や恩恵を伝えることを言います。
そうすると、ちょっと頭の中で、異性からチヤホヤされてる姿を想像したりするんです。
売れる営業マンっていうのは、この2つのベネフィットをうまく使いこなすんです。
Webページも同様で、機能的なベネフィットだけを伝えても、なかなかわくわくすることは難しく、情緒的なベネフィットを上手く取り入れる事で、頭の中にその商品やサービスを手にした時のイメージが再生されるんです。
この頭の中の YouTube が再生された時のこと、僕は「人の心が動いた瞬間」だと思っています。
あとは、それを上手く写真などを取り入れながら、ストーリー仕立てで伝えるといいと考えています。
ストーリーを作る方法も、ある程度パターンがあるんですが、よく見かけるパターンを紹介しておきます。
全てのページで使えるわけじゃないけど、基本的なことは下記のパターンの応用でいけるんじゃないでしょうか。
まずは、注目してもらう仕掛けを作る
主にページタイトルで、「何これ!」、「気になる」というような、ついついクリックしたくなるような、注目してもらう仕掛けを考えます。
ここで、注目してもらえなかったら、ページにアクセスしてもらえないかもなので、結構重要です。
ほら、よく通販番組とか見てても、まず最初は注目させてるじゃないですか、あれです。
「まーだ使ってるの?その化粧水」
的なやつです。
そしたら、「え?私が使ってるやつアカンの?」って思った人は、ページの中身が気になると思います。
敵を登場させて、興味や関心を惹く
上手く注目させる事ができたら、次は、今回倒す敵を登場させましょう。
具体的には、ページの導入部分で、問題提起を行うということです。
やっぱ、ストーリー性を出そうとする場合は、倒すべき敵の存在が必要なんです。
だって、Before After と同様で、その敵を倒すまでの過程こそ、ストーリーだからです。
なので、どんな敵だったら、そのストーリーを見たいかを考えましょう。
強敵であれば、強敵であるほど興味を惹きやすいです。
ここで上手く、興味を引けないと、スクロールすらしてもらえないかもしれないし、ひょっとするとそのまま直帰されるかもしれませんよ。
さっきの化粧水の通販番組の例で言うと、
「実はお肌に良くない、○○って成分とか、△△って成分とか入った化粧水使ってませんか?」
的な感じがよく見かけるパターンですかね?
なんか、だんだん怪しくなってきましたね。
正義の味方の登場!
敵を登場させ、しっかりと興味を惹きつけたら、満を辞して正義の味方を登場させましょう!
つまり、ここで今回紹介したい商品やサービスを登場させて、それが上記の問題の解決策であることを提示するということです。
化粧水の例だと、
「でも、大丈夫!この商品を使えば、あなたのお肌のお悩みが全部解決できます!」
みたいな感じですかね。
ちょっと、例が悪いかったな・・・。
怪しすぎるやん・・・。
敵を倒すベネフィットを伝える
役者が出揃ったら、ベネフィットを使って、敵に勝つまでの過程を表現していきましょう。
具体的には、何をどうやったら解決できるのか、そして解決した先には何があるのかを、機能的なベネフィットや、情緒的ベネフィットを交えながら、その商品やサービスが、何故優れているのかを伝えて行きます。
例えば、「お肌に優しい〇〇成分が、豊富に入っています」や、「肌年齢が10歳若返ります」など、他の類似商品や、類似サービスとの差別化ができる訴求ポイント伝えたり、その商品を手にした姿を、頭の中のYouTubeで再生させるような仕掛けを考えましょう。
ただ、あまりにも圧勝しすぎると、それはそれで胡散臭いと思われますので、あえて、弱みを見せたり、競合の商品やサービスの強いところを出して、いい勝負を演出するのもいいかもです。
また、信頼感を演出するために、口コミやレビューを使うのもありです。
最後はしっかりと行動を促す
敵を倒す過程を表現し、その商品やサービスが良いモノだと伝わったら、最後はしっかりと行動を促しましょう。
商品を購入してもらうにせよ、サービスを利用してもうにせよ、SNSにシェアしてもらうにせよ、最後はその背中を押してあげましょう。
なぜなら、「また今度買おう」や「また今度登録しよう」と思ったとしても、その「また今度」が来ないユーザーは結構多いからです。
なので、「今だけ90% OFF」や「限定 10人」などのように、断りにくいような提案をしてみたり、希少価値を演出したりして、「いつやるの? 今でしょ」状態を作り上げることが大事だと思います。
わくわくには、かゆい所に手が届く情報が大事。
さて、今回は、僕がなぜ わくわく するコンテンツを意識しているのか、作る時に何を意識しているのかを書いてみましたが、如何でしたでしょうか ?
ただ、わくわく するコンテンツを作るには、ストーリー性だけ意識して、テクニックでわくわくさせようとしても失敗するので気を付けてくださいね。
大事なのは、ストーリー以前に、ユーザーにとって有益な情報をちゃんと洗い出しておく事なので、冒頭で紹介した、Webクリエイターボックスの Mana さんのように、かゆい所に手が届くような情報を考えてみて下さいね。
きっと、Webクリエイターボックス は、Mana さんが、どんなユーザーがこの記事を見るのかを想定して、そのユーザーが欲しい情報をしっかりと考えて記事を作られているのだと思います。
もし、機会があれば、そのあたりをManaさんに聞いてみたいなぁなんて思います。
ということで・・・
Shibajukuに Mana さんが来ます。
そうなんです!
Shibajuku 1周年記念企画として、に Webクリエイターボックスの Mana さんと対談イベントをさせて頂きます。
サロンメンバー限定のイベントになりますので、詳細はサロンのFacebookに書きますが、「Mana さんの最近の活動」や、「Mana さんが思うこれからのWebデザイナー」など について お話させてもらいたいなと思っています。
当日、参加できない方や、今後サロンに入会される方のために、録画アーカイブも残しますので、当日参加できない方は、そちらをご覧ください。
では。
どう?わくわくした?